クラウドサービスにおけるSaaSの役割

クラウドサービスとは、インターネットに接続することを前提としたサービスであり、その内容はコンピュータリソースやアプリケーション、OSなどの提供と様々です。利用量に応じて、そのキャパシティーを柔軟に増やせることが特徴だと言えます。メールやカレンダーといったグループウェアも、データをインターネット上に保存することも、開発環境として利用することも、一見別個のようですが、すべてクラウドサービスを指しています。こうした広い範囲で使われるクラウドサービスを、その利用形態によって分類したものの1つがSaaSであり、クラウドサービスのなかで最も利用頻度が高いものです。

SaaSは、サースと読み、Software as a Service の略で、データをインターネット上に保存することや、パソコン、スマートフォン、タブレットなど、端末にかかわらずデータにアクセスできること、また複数の人間が同一のデータを共有することができ、さらに編集も可能であるといったサービスを提供する特徴があります。

クラウドサービスはソフトウェアを提供するのに必要な構成要素により、その種類を区別することができます。構成要素には、ネットワーク、ハードウェア、OS、ミドルウェア、アプリケーションの5つに大きく分けることができますが、SaaSはこの5つの要素がすべて含まれていると言えるため、最も利用されることの多いクラウドサービスなのです。

このように、SaaSを導入することで、それまで必要だったソフトウェアの購入やインストールにかかるコスト、時間、セキュリティーに関する問題が改善されることが期待できると言えます。もしも、SaaS業界で活躍したいのであれば、これらの知識をしっかり自分の中に落とし込んでおくことが大切です。